転職市場の波に合わせて動けるように、いつでも準備しておくことが大事である

景気の波があるように、転職市場にも波がある

よく言われますが、景気の波があるように、転職市場にも波があります。

大きな波が来る時があれば、小さな波しか来ない時もあり、いい波がいつ来るかは未知数です。

そして、転職市場の波と、自分自身の人生軸・時間軸と合うかどうかはわかりません。

転職活動においては、転職市場の波があるかどうかが、転職が成功するかどうかに大きく影響しますので、自己分析をきちんと行い、自分に合った会社選びましょうというのは、自分の考えを整理するうえでは大事ですが、転職できるかどうかにおいては、正しくないと思います。

自分自身のこれまでの経験を整理して、スキルや強みに合わせた適職を探すに越したことはないですが、転職市場では、転職市場の「波に乗る」こと、つまり、どのタイミングで転職活動をするかのほうが重要です。

どれだけ自分自身に合っている会社があり、その会社を誰よりも希望していたとしても、その会社が中途採用の募集を行っていなければ、チャンスは全くないのです。

私のように、人事部に直接メールしまくるという作戦もなくはないですが、例えば、その会社が人余りの状況が続いているとしたら、まず失敗に終わるでしょう。

私が転職を何度か成功できたのは、転職市場の波に乗った、タイミングが合致したことが大きかったと思われます。

どうしてもこの人を採用したいというように、私のこれまでの実績を評価されたわけでなく、募集している会社側が、どうしても人を増やしたい、条件面は緩和しても良いというタイミングで採用されている可能性が高いのです。

どうしてもこの会社に行きたいなら、いつでも準備しておき、常にチャンスをうかがう姿勢が大事である

もし、どうしても、この会社に転職したい、この業界に行きたいという場合には、自分自身のペースで転職活動をするのではなく、常にチャンスをうかがう姿勢が大事だと考えます。

波が来てから、波に乗ろうとしても遅いです。準備を万端にして、常に波を待つ態勢ができていなければなりません。

そして、波は何度も来るとは限りません。一度、波を逃してしまった結果、その波はもう二度と来ないということも十分にあります。

転職市場の波に合わせて動けるように、いつでも準備しておくことが大事なのです。

そして、どうしても転職したい会社は、とりあえず応募したほうが良いです。