(復活ストーリー⑦)面接内容は厳しいがとんとん拍子で進んでいく

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初めての就職活動の面接は、汐留の某化粧品会社でした。

当時のビルは(今もかもしれませんが)、すごい奇麗で、建物に圧倒されました。

面接待ちの列に並び、中に通されたのですが、通用口みたいな所を進んで入っていき、裏側の狭い通路とか、こうなっているんだ、ふむふむと、緊張もせず、受かってもいないのに勝手に社会人になったつもりで、浮かれていたのを覚えています。

ただ、中に入って、浮かれ気分もなくなりました。

すごい人数の就活生がいたのです。女性が大半をしめていましたが、大会議室にわちゃわちゃと、30人くらいはいて、しかもこの人数で数回ほど回していくとのことで、こんなかから選ばれるのきついのではと、現実に引き戻されました。

30人くらいが一列に椅子に並べられて、何するんだろと、ドキドキしていたら、劇をやるとのことでした。

えっ!面接じゃなく、劇なの?私は、ひとりキョトンとしていましたが、周りに人達は、落ち着いており、やばい情報戦でもう負けているのではと、焦りました。

くじを引いて、仮の職業を割り当てられ、それに応じて職業柄を演じるというものです。

引いたくじは、まさかの「ボディービルダー」。。とりあえず、筋トレする演技を頑張ってみました。

全員の演技が終わり、こんなで何が分かるのかなと思っていたら、また一列に席に座らせられて、

「劇をやってみて気づいたことがあったら、挙手してください」と、面接官?から言われました。

即座に、手を挙げてみたら、「はい、**番の方。」と。

どうやら一番先に手をあげたらしいのです。

挙げながら考えていた面もありますが、「劇を演じるなら、全員が舞台の中心を意識して、場所を真ん中にしても良いと思いました。」と、即席回答としては、我ながら良い回答が出来ました。

フムフムというような感じで、面接官がメモっております。

おお、良い感じではないか!と気分良くしたまま、何個か質問が続きましたが、全員が回答できる個数の質問は出ず、あっという間に終わってしまいました。

え、回答できない方はどうなるんだろ?と思いましたが、とりあえずは、1番目の質問を即答できたので、満足して帰りました。

3日後、1次面接、合格の連絡がありました。

そこから、2次、3次、面接と進んでいきまして、なんで既卒なの?無職期間は何をしていたの?と、相当、尋問された記憶がありますが、遊んでいたわけではありません!と何とか切り抜け、とんとん拍子て進んでいきました。

他にも外資IT会社の面接も始まり、面接期間は慌ただしくも、充実した日を過ごしていたのでした。

コメント

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