実体験シリーズ|無職から再出発するまで・全7話
大学卒業後、就職活動をしなかった理由
2009年3月、大学を卒業したものの、私は就職活動をしないまま無職になりました。資格試験に挑戦するつもりでしたが、当時の選択は、その後の生活を大きく変えることになります。
ここで伝えたいこと:職歴の空白は人の価値がゼロという意味ではありません。この連載の「市場価値ゼロ」という表現は、当時の私が自分を厳しく評価していた心情を表しています。
次に読む:資格試験がうまくいかず、外に出られなくなった時期 →
就職活動の仕組みは時代によって異なります。ここでは私自身の経験と、そこから得た気づきを紹介します。
皆さん、はじめまして。大阪出身のTAOです。大学卒業後に遠回りした私の再出発の記録をお届けします。
私は就職活動で大きく遠回りしましたが、その後は仕事を得て、家庭を築き、暮らしを立て直すことができました。ここでは収入や肩書きよりも、無職から再び一歩を踏み出した過程をお伝えします。
これは、当時の失敗や後悔も含めた、私自身の再出発の記録です。
2009年、大学を卒業
私は、一浪のうえ2005年4月に大学に入学し、2009年3月に国立大学を卒業しました。
そして、そのまま就職もせず、もちろん就職活動もしたことなく、無職になりました。
就職経験のない無職になったとき、私は自分のことを「市場価値ゼロ」だと思い込んでいました。ただし職歴がないことと、人としての価値は別です。当時の自分が抱えていた気持ちとして記します。
今の自分が、大学生の自分にアドバイスをするなら、間違いなく「新卒」という武器を使って、就職しろ!とアドバイスをするのですが。
きっと、当時、少しでも世の中の仕組みを分かっていたら、大手商社やマスコミ、大手メーカー、金融機関に就職する。あるいは、もっともっと将来のIT社会の到来を理解していたら、IT起業に挑戦ができていたのでしょうが、自分が選択したものは、資格試験合格。
働きながらでも挑戦できる代物を狙ってしまったのです。
資格試験を選んだ理由と、いまの振り返り
ただ、当時の自分は、自分自身にそこまで自信あったわけでもなく、特別な能力があったわけでもなく、ただ単に就職する勇気がなかった、現実から逃げていたのかもしれません。
ここから数年は、何人の人に迷惑かけたり、あきれられたりすることになるのか。
ここから数年は、強がったり、嘘をついたり、自分自身をどれだけ裏切ることになるのか。
今になっては強く強く後悔の思いしかありません。
でも、当時の私は、就職せずに資格試験合格を目指し、無職の道を選んでしまうのです。
無職からの再出発ストーリー|全7話を順番に読む
この連載は、大学卒業から就職活動に至るまでの経験をまとめたものです。現在の40代・50代の就職事情と同じではありません。失敗も含め、当時の気持ちを記録しています。
- ① 大学卒業後、就職せずに無職になる ─ 資格試験に進んだ理由
- ② 試験の挫折から、家にこもる日々 ─ 不安と周囲との比較
- ③ 祖父の200万円を預かり、投資で失敗 ─ 130万円になった資金と次の行動
- ④ 2011年、家を出て就職活動を開始 ─ 生活と就職の3つの目標
- ⑤ 既卒・職歴なしで約50社へ連絡 ─ 当時の応募経路と伝え方
- ⑥ 面接・追加募集への案内が届く ─ 返事がない企業と次の選考
- ⑦ 初めての集団選考と面接 ─ 初めての選考での経験
40代・50代で今から転職する場合は、実績・希望条件を整理するための現行ガイドを参照してください。


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